発達障害を持っていて、恋愛が難しいと感じた方・発達障害持ちの異性と付き合うのって難しいと思っていませんか?
今回、発達障害(ASD・ADHD)で恋愛は難しいのか調査しました。
発達障害(ASD・ADHD)の特徴や出会いについて、注意点や関わり方も紹介していくので、実際に発達障害の方・発達障害の異性と付き合っている方含め、発達障害の事を知らない方もこれを機に知ってもらいたいです。
発達障害(ASD・ADHD)で恋愛は難しい?
発達障害を持っていても恋愛するし、結婚もするので難しくありません。
恋愛や結婚自体、互いに思いやりながら関係を築いていき、楽しさや苦しさ・辛さなどを共有し複雑なことが多いですが、発達障害だからといって特に難しいわけではないのです。
むしろパートナーが居てくれることによって、成長していけることも多いので、恋愛してから少しづつ精神面も安定していく場合もあります。
発達障害の恋愛で困ること
発達障害の人が恋愛で困ることは、
- デートの日程を忘れてしまう
- 相手の気持ちを考えず思ったことを言ってしまう
- いつの間にか相手を怒らせてしまう・不満を与えてしまう
- 空気を読むことが出来ない
- 思い立ったらすぐに行動しないと気が済まない
などありますが、思い当たった点はありますか?
発達障害の特徴については後述します。
発達障害(ASD・ADHD)の特徴
発達障害(ASD・ADHD)の特徴を、それぞれ分けて説明します。
ASD(自閉スペクトラム症)
ASDの特徴は、こちらです。
- 対人関係や社会的コミュニケーションの困難
- 特定のものや行動における反復性やこだわり
- 感覚の過敏さ
- 急な予定変更が苦手
- あいまいな質問に答えるのが苦手
- 相手に合わせた話し方が難しい
- 自分の気持ちを伝えることや、相手の気持ちを読み取ることが難しい
ADHD(注意欠如多動症)
ADHDの特徴は、こちらです。
- 衝動的に話し出す
- 空気が読めない発言をする
- 細かい部分にこだわる
- 話がまとまらない
- 話す内容が一方的になりやすい
- 言葉に含まれるニュアンスが理解しにくい
恋愛がしたい!発達障害(ASD・ADHD)の出会い方
発達障害の方の出会い方は、
- 障害者向けの婚活パーティーや
- SNS
- マッチングアプリ
などがあり、さらにマッチングアプリでは、障がいに理解がある人と障がい者だけが登録できるもの、「恋草 〜こひぐさ〜」「IRODORI」など、月額料金かかるものがありますが、料金がかかる分いたずらや遊び半分で登録する人が減るため安心して利用できそうです。
発達障害の方には、コミュニケーションが苦手な方が多いのですが、コミュニケーション能力が低くても誰かと会話をすることが大好きという方がたくさんいます。
焦っても良いことはありませんので、ゆっくりと探してみてください。
発達障害(ASD・ADHD)と恋愛する際の注意点
発達障害の方との恋愛においての注意点について、言ってはいけないことや関わり方について詳しくお伝えしていきたいと思います。
言ってはいけないこと、
- 太った
- 頑張れ
- 何時に〜しておいて
- なんで忘れるんだ
- 発達障害に見えないね
など、言ってはいけない言葉です。
太ったって言わない
精神安定剤・眠剤などを飲んでいて、さらに抗うつ剤を飲んでいる方は太ってしまう場合がほとんどで、太りたくなくても薬で太ってしまい、本人が一番気にしていますので「太ったね」と言わない様に注意してください。
逆に、薬で痩せてしまう方もいます。
頑張れと言わない
良くいってしまいがちな「頑張れ」についてですが、本人はとてもプレッシャーになってしまい「頑張っているのに更に何をしたらいいのだろう」など心の中でとても不安になります。
人によっては、頑張れと言われた途端に無気力になってしまう人もいるので要注意です。
今すぐこれをしてと言わない
「今すぐ〜をして」「この時間にこれをして」などと言われるのは、とても難易度が高く自分のタイミングがあり、先に言われてしまうと一気にやる気が無くなってしまうのです。
更に、自分がやろうと決めていたことに関して「これやっておきなよ」などと言われるのもとても苦しくなります。
忘れることに怒らない
人の話をしっかり聞いていても、すぐに忘れてしまうことが多々あります。
それは発達障害の特徴の1つで、本人もメモをしていたりと忘れないように対策をしている場合もあり、忘れてしまっても怒らない様にしてください。
発達障害に見えないと言わない
「発達障害に見えないね」と言ってしまう方がとても多く見られますが、本人は発達障害に見えない様にしており、普段の姿ではないのでとても疲れてしまうので、言わないようにしましょう。
発達障害(ASD・ADHD)の関わり方
発達障害の方との関わり方について紹介します。
- 本人の気持ちを否定せずに、メリットや目的を伝える
- 余裕を持って本人の思いを聞く
- ゆっくり、やさしく、ていねいに話しかける
- 話の内容ははっきり、短く、具体的に話す
- 本人の年齢に応じた話しかけをする
- 否定や叱責・指摘より、肯定語で伝える
発達障害の方で多いのは「自分の意見を言うのが難しい」「相手の言葉を理解するのに時間がかかる」「説明がとても長くたくさんの事を言われると頭に入らない」ということがとても多く、それを理解したうえで簡潔に話すようにしてみてください。
怒るときも、大声を出されたりしてしまうとパニックになりやすく、とても危険なのでやめましょう。
発達障害で恋愛は難しいのかのまとめ
発達障害で恋愛は難しいのか、特徴や出会い方について紹介しました。
注意点や関わり方も、付き合っているうちに相手の特徴をつかんで、最初は難しいこともあると思いますが、お互いに話し合いすることもとても大切ですので「思ったことを言う」ということを大切にしてください。
人によって様々な個性があるので、お互いに理解しあって前に進んでみてください。