結婚式の準備は「早くから始めた方が良い」と言われますが、何をどの順番で進めれば良いのか分からず、最初から躓く方も多いです。
実際、私たち夫婦も「とりあえず式場だけでも…」と思って動き始めたものの、後から「ドレスの予約が遅れて希望のデザインが選べなかった」「引き出物の納期に焦った」など、小さな後悔が幾つも出てきました。
タイムライン別の主なチェックポイントをまとめたので、これから準備を始める人は是非参考にしてみて下さい。
結婚式準備に必要なチェックリスト
結婚式は一生に一度の大切なイベントですから、その準備には想像以上に多くのタスクがあり、漏れがあると当日に影響が出ることもあります。
準備を効率よく進めるためには、早めに全体の流れを把握し、段取り良く進めることが大切です。
以下のチェックリストを参考に、理想の結婚式を形にしていきましょう。
■結婚式準備チェックリスト
- スタイルの決定(神前式・人前式など)
- 式場・日程の決定と予約
- 招待客リストの作成
- 衣装選び(ドレス・タキシード)
- 招待状の準備・発送
- 引き出物・演出・装花の選定
- 当日のタイムスケジュール作成
- 司会・カメラマン・ヘアメイクの手配
見落としがちな結婚式の準備チェックリスト
準備では大きな事に目が行きがちですが、意外と忘れやすい細かな気配りが、当日の安心やゲスト満足度に繋がります。
以下の項目は特に見落としがちなので、事前にしっかりチェックしておきましょう。
お車代・お礼関係
◼︎お車代
遠方から来てくれたゲストや主賓・乾杯の挨拶をしてくれる方に渡す
◼︎謝礼
スピーチや余興、受付などをお願いする人に感謝の気持ちを込めて渡す
◼︎渡し方の準備
封筒に入れ、受付係や親に預けるなど段取りも確認する
◼︎名前・金額リストの作成
誰にいくら渡すか、一覧でまとめておくと混乱防止になる
当日用意しておきたい予備アイテム
当日までに準備が完璧に出来た!と思っていても、いざ当日になると様々なハプニングが起きることもおります。
ここでは、万が一に備えたい予備アイテムについてご紹介していきますので、是非参考にして下さい。
- 裁縫セット(ドレスや衣装のほつれに)
- 絆創膏(靴擦れや軽いけが対策)
- 予備のストッキング(電線トラブルに)
- ヘアピン・整髪料・化粧直しセット
- 雨具(折りたたみ傘やタオルなど)
その他の気配りポイント
- 受付や余興担当者へのプチギフト
- 感謝を込めたちょっとした贈り物を渡す
- お礼の手紙
こうした細やかな準備が、トラブル回避にも繋がり、ゲストにも「気配りの行き届いた素敵な式だった」と感じてもらえるポイントになります。
忘れない様チェックリスト化しておくのがおすすめです。
結婚式の準備はいつ何をすればいい?
結婚式の準備は、決める事ややる事が多くて、何から手をつければ良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
一般的には、結婚式の1年前から準備を始めるのが理想とされています。
しかし、この1年はあっという間にすぎてしまい、「まだ時間があるから大丈夫」と思っているとバタバタと式の当日を迎えることにもなりかねません。
この記事では、結婚式準備のスタート時期や優先順位を、分かりやすいチェックリスト形式でご紹介します。
初めてでも安心して準備が進められるよう、一緒に確認していきましょう。
- 12〜9ヶ月前
・結婚式のイメージを共有(テーマ、予算、時 期)
・式場見学&予約
・大まかなゲストリスト作成
- 8〜6ヶ月前
・ウェディングドレス・タキシード試着
・演出や装飾のイメージ決定
・招待状の準備
- 5〜3ヶ月前
・招待状発送
・ヘアメイクやブーケの打ち合わせ
・引き出物やギフトの選定
- 2ヶ月〜当日まで
・最終打ち合わせ(進行・BGMなど)
・席次表・プロフィールブックの制作
・最終衣装フィッティング
私たちが助けられたのは、細かく分けられたチェックリストでした。
特に、スマホで管理できるアプリやExcel表で進捗状況を見える化する事で、パートナーと役割分担がしやすくなります。
「やることが多すぎてパニック!」という方ほど、タイムライン付きのチェックリストは心強い味方になるでしょう。
先輩花嫁が語る結婚式準備の失敗談と学び
結婚式の準備は、一生に一度だからこそ「後悔したくない」と誰もが思いますよね。
でも実際は、経験がないからこそ小さなミスや見落としが起こりがちです。
失敗体験談
「ドレス選びを優先しすぎて、招待状のデザインをギリギリに決める事になった。」
「ドレス試着を後回しにして、理想のデザインが予約できなかった。」
「式場の持ち込み料を確認せずに手配し、予想外の費用が発生した。」
「スピーチ内容を直前に考え、緊張でうまく話せなかった。」
「招待状作成時に印刷会社が混み合っており、納期ギリギリで到着し、もっと段取りを考えれば良かったと後悔した。」
「ウェルカムスペースに飾る写真フレームのサイズを勘違いしていて、式前日に慌てて買い直す羽目になってしまった。」
例え些細な事でも、式が目の前に迫ると意外にストレスが大きいものです。
失敗を防ぐために大事な事を確認しておきましょう。
成功体験談
「早めにドレス試着を開始し、理想の一着に出会えた。」
「手作りアイテムでゲストに感謝の気持ちを伝えることができた。」
「式場見学を複数回行い、納得できる会場を選べた。」
「プランナーさんとの打ち合わせを密にしていたため、式当日も安心だった。」
「写真や動画を外注して、大満足の記録を残すことが出来た。」
大切なのは、「チェックリストに書いてあるから大丈夫」ではなく、「本当に完了しているか?」を一つ一つ見直すことです。
また、家族やプランナーさんに「不安なことは早めに相談する」姿勢も大きな安心に繋がりますし、準備に完璧はありませんが、「あの時、確認しておいて良かった」と思える場面はきっと増やせます。
少しでも「不安だな」と思ったら、遠慮せずに立ち止まってみましょう。
結婚式準備チェックリストで「心の余裕」も手に入れる方法
準備期間は数ヶ月あっても、気づけばあっという間に当日がやって来るものです。
そしてその時、「やりきった」と感じられるかどうかは、日々の積み重ねにかかっています。
結婚式の準備と言うと、「衣装選び」「会場装飾」「ゲスト管理」など、物理的なタスクばかりに目がいきがちですが、本当に大事なのは、「心の余裕」をどう作るかということです。
私たち夫婦が心掛けたのは、「1週間ごとにやる事をリストアップして、日曜日の夜に確認し合う」習慣でした。
無理のないペース配分にする事で、お互いに負担が偏る事も無くなります。
「準備でケンカばかりだった」というカップルも多いですが、実は準備を共有すること自体が、夫婦としてのチームワークを育てる良い機会でもあるのです。
さらに、細かいチェックリストには「心の準備」も入れていました。
- 両親への手紙を早めに書き始める
- 前撮りで表情や立ち姿の練習をする
- 挨拶スピーチの練習を録音してみる
こうした「気持ちの整理」が出来ていると、当日も安心して自分らしく笑顔で過ごせます。
最後におすすめしたいのは、「自分たちらしさ」の優先順位を決める事です。
完璧を目指すより、「ここだけは大事にしたい」というポイントを2〜3個決める事で、準備もシンプルになりますし、私たちの場合は「ゲストへの感謝を伝える事」と「写真にこだわる事」を中心に考えたおかげで、終わったあとも「満足できたね」と自然に言い合うことができました。
結婚式の準備チェックリストのまとめ
■準備チェックリスト
- 挙式スタイルの決定(神前式・人前式など)
- 式場・日程の決定と予約
- 招待客リストの作成
- 衣装選び(ドレス・タキシード)
- 招待状の準備・発送
- 引き出物・演出・装花の選定
- 当日のタイムスケジュール作成
- 司会・カメラマン・ヘアメイクの手配
◼︎準備は1年前からスタートが理想
結婚式の準備は1年前から始めるのがベストです。
余裕を持って計画することで、直前のバタバタや後悔を防ぐことが出来ます。
■時期別チェックリストで迷わず進める
- 12〜9ヶ月前
結婚式のテーマ・予算決め、式場見学&予約、ゲストリスト作成
- 8〜6ヶ月前
衣装試着、演出・装飾の方向性、招待状準備
- 5〜3ヶ月前
招待状発送、ヘアメイク・ブーケ打ち合わせ、引き出物選定
- 2ヶ月〜当日
最終打ち合わせ、席次表・プロフィール作成、衣装の最終確認
スマホアプリやExcelで進捗管理する事で、役割分担もしやすくなります。
■失敗談と成功談から得たヒント
- ドレス試着は早めに開始
- 手作りアイテムで気持ちを伝えた
- 会場は複数見学して納得して決定
- プランナーとの密な連携で当日も安心
- 写真・映像をプロに外注して満足な記録に
■心の余裕が当日の笑顔につながる
物理的な準備だけでなく「心の準備」も大切です。
- 両親への手紙を早めに書く
- 前撮りで表情や姿勢を練習
- スピーチ練習を録音して確認
一生に一度の結婚式ですが、完璧を求めすぎず、「ここだけは大切にしたい」ポイントを決め、”自分たちらしい結婚式”を目指して下さいね。